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《ネタバレ》 ジョーカー後に初鑑賞。
ジョーカーを見た後だからかもしれないけど、これは登場人物が真実の姿を見せてない全妄想の話で、最後の赤いスーツを着た姿が、唯一パプキンの人格だけが表れていた、そういう映画に見えた。 人前に出るのが苦手で、出ればただはにかむのが精いっぱいの人(最後のシーンの表情)の妄想話。真の登場人物が出ていないという意味でのキングオブコメディーなのかと。 これを見る前に同じ監督つながりでタクシードライバーを改めて見たけど、あちらはやっぱり理解できなかった。 でも、こちらは理解できる。 仕事や恋愛でも、自分でこうしたいといった妄想じゃないけど考えや行動をしないと、パプキンのように妄想して楽しむだけの何も変わらない人生になるのかなと。 劇中の告白するのに15年かかるのかというセリフのくだりが、みんな言いたいけど言えなかったみたいな人生を送ってるのかなぁ、やっぱ言わなきゃ始まんないよねと思ったり。 ジョーカーきっかけで今回2つの作品を見たけど、幾つかの作品を介して改めて作品の見方が深まるってのも映画の良さだなと改めて感じた。 正直、あえて他人に勧めたい映画ではないけど(笑 ジョーカーきっかけでこの映画を鑑賞するなら、ジョーカーを先に見たほうがいいと強く思います。 ジョーカーという作品が、あぁこの作品へのオマージュが満載だったなぁと思い出しながら見るのが正しい順序の気がします。 (じゃなきゃ、パクリやん!てなるかも) 【Luckyo】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-10-27 02:12:07)
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