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《ネタバレ》 永遠の名作、「不思議の国のアリス」のアリスが穴に落ちてから10年、アリスが純粋無垢で想像力豊かな子供から、常識とリアリティを重んじる大人に変わる直前の物語。ジョニー・デップ演じるマッド・ハッターは大人のくせに不思議の国に生き、故に「マッド」、狂っていると呼ばれてしまう。デップが時折見せる愛嬌は狂人というよりかは幼い子供が見せるそれのような印象を受けた。
児童文学の映画化でありながらあまり子供向けではない内容はまさにこれが大人のための児童文学だからだ。常識にとらわれがちな世の中だが、3Dメガネをかけて、これがフィクションであることをひと時忘れて、白ウサギを追いかけてみよう。 【Akiralor】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2010-03-15 15:35:52)
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