| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 「難病もの」って実はすごく難しいと思います。なぜなら泣かせの定番になっていて、そこに焦点を当てるとどうしても典型的になって、白けてしまう気がするのです。
その難しさを乗り越えて、この映画は実に感動的に仕上がっています。 ラストの花火、それは亡き妹への贈り物。妹からこの日のために友達に託してあった「オレンジ色の花火の色紙」。いままでの登場人物が花火会場に集まり、妹のために頑張った兄にも地域の方たちが花火をあげる。この上ない最後は涙に涙。 これは花火に思いを託すひとたちに感動する優れた日本映画です。 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-11-30 19:20:41)(良:1票)
ヒナタカ さんの 最近のクチコミ・感想
|