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《ネタバレ》 オープニング、屋上から子供を狙うスナイパー。場面変わって鹿狩りのシーン。父親とその息子。先ほどのスナイパーと父親が同一人物に見える。あぁ、数日あるいは数ヶ月前の回想シーンか。そう思い鑑賞を続ける。ところが!あれ?れれれ?実は息子のほうが主人公だったというオチ。そこにつまずいてしまったのが残念。お父さん役の人、もう少し雰囲気の違う人にして欲しかったな~。あとイーストウッドにしては珍しく、アメリカ側を正義として描いていて、ファンとしてはやや戸惑ってしまった。反戦でもなく、あくまでも一人の人間のドラマとしてまとめあげたから仕方ないのかと納得。ただその一人の人間の葛藤が、物凄く感じ取れたかというとそれもまた微妙。精神を病んで家庭崩壊か?でも意外と苦悩もそこそこな感じで、気が付けば元の明るい家庭に。だから主人公に対してさほど感傷的にはなれなかった。ただね、総合的な演出が良いせいか、しっかりと最後までドラマに集中することも出来たし、何よりやっぱり戦争は怖いなと感じれた。合法的に人が殺せるんですから・・・。
【Dream kerokero】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-08-13 11:55:24)
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