| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 見事にやられました。とっても良い映画でした。普通これだけ誰も彼もが良い人ばかりだと鼻についてもおかしくないはずなのに、全くそんなことにはならなくって、むしろ清々しいほど心地よかった。最後に石原さとみ演じた梨花のことが明らかになっていくシーンは全ての点が線で繋がってスッキリとしてそして、胸が熱くなり自然と泣けちゃいました。みぃたんが死なないで長生きしてね、て言ったあれが後々の全てへと繋がっていくわけで、だから必死に病を隠し続けたって分かってまた泣けた・・・。
全体的に編集が神懸かってます。こういった時間軸が交差する映画ってやっぱり編集が肝になってくると思うんですが、本作の編集は本当に素晴らしかったです。ちぃたんと優子が同一人部なのか違うのかっていう惑わせ方は実に巧妙でした。お見事。 ちぃたん役の稲垣来泉ちゃん。ベテラン俳優の中に混ざっても全く遜色ないほど素晴らしい演技してるな~...て思って調べたらもう子役デビューして9年も経っていたんですね。大人たちに翻弄されながらもスクスクと健全に育っていく姿を見事に演じきってました。将来が楽しみ。 卒業式に実は梨花が来ていたって後で知るけれど、体育館のあれだけ高い舞台からだったら後方にいる車椅子の人が視線に入らないのはちょっとおかしい。あそこは無理があるって思えた。それとやっぱり娘をバトンて表現するのはなんかモノみたいでそれには抵抗を感じてしまいました。表題なんですけどね。すいません。 まあでもなんだかんだで観て良かったて思えたこともまた事実。良い映画でした。ありがとう。 【Dream kerokero】さん [インターネット(邦画)] 6点(2025-02-04 22:31:16)《更新》
Dream kerokero さんの 最近のクチコミ・感想
|