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《ネタバレ》 役所広司、山本五十六に続き阿南役も好演しています。日本の軍人役といえば役所広司。渡辺謙を上回りつつあります。
しかし、映画としては前作の岡本版の方が戦争の狂気がびしびし伝わって、上ですね。1億総玉砕とか 2千万人特攻とか本土決戦とかもはや正気とは思えない状況が前作の方が伝わってきました。 国民がいなくなったら国も何もなくなるということすら分からなくなる。国民不在のほとんど軍部(陸軍)の メンツと意地だけで多くの人が犠牲になったのはやりきれませんね。もう1年早く終戦しておればと考えてしまいます。 ただ、今回の方が作品としてはきれいにまとまって根回しとか人の使い方とか幕引きの仕方とかなるほどと 組織の勉強にはなりましたが。 【SHOGO】さん [映画館(邦画)] 6点(2015-08-22 23:36:55)
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