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《ネタバレ》 物乞いに対してシカトしている人のように私はこういった人に目を背けがちで、ある意味で現実よりリアルなものを見せられた思いだ。ブリュノの自然でかつ軽薄すぎる行動の数々で抱かされた失望感が社会について考えることを要求する。ドキュメンタリーのような映画だ。
最後の無理矢理ねじ込んだ感のあるソニアの許しは貴重で救われた思いになった。これらの出来事を経たことでブリュノが大人になる道に立ったと信じたくなった。また彼らが涙を流しそこで終わるという方法をとったことで、見ている者は想像力をかき立てられ作品を豊かなものにせしめた。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-29 01:40:06)(良:1票)
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