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《ネタバレ》 濃厚で見応えありました。
最後までの釘付け感がハンパなかった。 最初は極悪非道な須藤(ピエール瀧)と先生(リリー・フランキー)2人の悪行にどぎまぎし怖かったが、徐々に家庭を顧みず取り憑かれたように取材にのめり込む藤井(山田孝之)も怖かった。 人間の怖さが良く描かれている。 まともだと思った藤井の妻(池脇千鶴)も介護疲れで義母に暴力を振るうようになってしまっていたし・・・ 被害者の多くが老人なのを考えると、義母を疎ましく思うようになった記者の妻でさえ、状況は違えど一歩間違えれば善からぬ事が起こり得ると・・・ 実話を基にしたフィクションらしいが、編集室の藤井の女上司がとびきりの美人じゃないところが妙に一番リアリティがあった(女優さん、ゴメンナサイ)。 ラスト、先生に指差された場面(劇中では静かに指差されたが)・・・ 私を死刑にしたいのは、どこのどいつだぁ~い? お前だよっ!!って感じでドキッとした。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-07-21 13:02:49)
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