白痴(1951) の MAHITO さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ハ行
 > 白痴(1951)
 > MAHITOさんのレビュー
白痴(1951) の MAHITO さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 白痴(1951)
製作国
上映時間166分
劇場公開日 1951-05-23
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
ドストエフスキー原作の映画化作品。
カットに次ぐカットということで、「これじゃ映画にならんわ!」
という黒澤監督の怒りの声が聞こえてきそうだが、鑑賞しているこちらにしてみれば
裏事情など関係ないし、仕上がった作品が全て。
冒頭、状況設定を長々とテロップで説明するシーンはあまりにもひどい。
当然ながら内容にもハショリが多いため、感情移入ができずに物語に入っていけない。
特にひどかったのが、この作品のキーポイントでもある原節子演ずる妙子。
彼女の描写の掘り下げが浅いので、一体何をやってるのか、何を考えてるのかピンとこない。
しかもここでもまたナレーションでの説明が入ってきて、ただポカーンとするばかり。
それでも黒澤マジックなのか、舞台劇を観ているような役者達の迫力ある演技のせいなのか、
荘厳な雰囲気だけは伝わってくるんだけどね。まあ、完全な失敗作ですな。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 3点(2011-08-13 06:36:49)
MAHITO さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2016-05-02婚前特急4レビュー5.70点
2015-09-01最高殊勲夫人5レビュー7.11点
2015-08-17超能力学園Z3レビュー3.63点
2015-07-30かぐや姫の物語4レビュー7.19点
2015-07-22瘋癲老人日記5レビュー3.50点
2015-07-06愛欲(1966)3レビュー3.00点
2015-07-02箱入り息子の恋5レビュー6.38点
2015-06-25八月の濡れた砂3レビュー4.16点
2015-06-17黒部の太陽5レビュー7.02点
2015-06-07さらば恋の日4レビュー4.50点
白痴(1951)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS