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《ネタバレ》 この作品はスターゲイトをくぐるまでが面白すぎて、後半が物足りなく感じてしまうのは仕方がないのかもしれないです。きっと反動でしょう。映画はつくづくバランスも大事なのだと思う次第です。第一、SFというジャンルで、さも「何が出るかな?何が出るかな?」という空気を作っておきながら、実際あんまたいしたもんが出てこないんじゃ顰蹙かっても仕方がないです。じゃあ後半がそれほどつまらないかと言えば、B級アドベンチャー+アクション映画としては全然楽しめる申し分のない出来。ようは前半の期待値の上げ方にきっと問題があるんです。
ジャック・オニール大佐(カート・ラッセル)とダニエル・ジャクソン博士(ジェームズ・スペイダー)のキャラはありきたりだけどわかりやすくてかなり好き。特に少しずつ二人が信頼感を深めていく様子なんか結構良い味だしてるんです。現地人を息子を見るような目で優しく接するオニール大佐が、好奇心から銃を扱おうとすると激怒するシーンがあるんです。これって、オニール大佐は実の息子が銃で遊んでて死んでしまうという辛い過去がありまして、その背景をふまえてのシーンなんですよね、きっと。でも突然、このタイミングで伏線の回収にこられても、ちょっと気づきづらいかもです。実際オニール大佐はその彼を息子とダブらせているようなシーンは敬礼のところでも見られます。良いシーンです。ちょいちょい、良いシーンがあるんです。 でも6点。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-01 19:46:34)(良:1票)
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