ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル の たきたて さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ミ行
 > ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
 > たきたてさんのレビュー
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル の たきたて さんのクチコミ・感想
作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》  技術の進歩は素晴らしい。ただただその映像美と迫力に酔いしれます。最高です。
 正直、ストーリー、脚本だけでいくと7点くらいなんですが、映像技術の素晴らしさに+1点です。
 個人的には、今作もⅠには及ばない、というより、テイストが違うので個人的な好みからいくとⅠのほうがやや好きかも、というほうが正確かもしれません。
 ただ『チームプレイ』という意味においては、今作はシリーズ中最高に面白いのではないでしょうか。
 ラストプレイで、それぞれの戦いが同時に決着した瞬間、核ミサイルが起爆せずにぶつかっただけで海に沈んでいくときのカタルシスは鳥肌ものです。
 ついでに言うと、シリーズ中もっとも笑いのレベルが高かったのも本作かもしれません。それもシリアスなストーリー展開の中に、ごく自然に、おちゃめで天然なやりとりが入ってくるのだからたまりません。
 走る列車。ATMのように機械音声で冷静に『網膜スキャンします』。この時点でもう腹筋やばいです。
 ドバイで。『コンピューター室に外から入るしかない。』『何階だ?』『130階』『130階?』『換気ダクト。』『センサーが』『ムリだ。』『エレベーターシャフト』『センサーが』『ムリだ。』このやりとりで腹筋が崩壊しました。更に手袋の説明で、『ブルー(青)はグルー(くっつく』『じゃ、レッド(赤)は?』『デッド(死)』でダメ押し。
 シリアスなシーンとコメディパートの緩急のつけ方が良いんですよね。
 1シーン1シーン、スパイグッズ1つ1つが新アイデア満載で面白い。ただあまりに見所がありすぎるがために、一本の映画としてのまとまりに欠けているような気もします。
 悪役に華が無いのも辛いところか。ヴィジュアル的にも魅力満載で異彩を放っていたサビーヌ・モロー役のレア・セドゥーは、惜しくも途中退場。ただ彼女もオープニングでは悪のカリスマごとき立ち居振る舞いだったのに、ドバイでは普通の人でしたね。なんかキャラ設定が惜しい。できればラストまで天才暗殺者のような立ち回りでイーサン達の前に立ちはだかってほしかったです。
 このシリーズはどれもテイストが違うのに、それぞれがそのテイストにふさわしい完成度をほこっているのが何気に凄いです。
 特に撮影技術は素晴らしく、その中でも本作は最高峰。
 ローグ・ネイションが今から楽しみです。どちらも映画館で見たかった~。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-12-21 03:27:18)(良:3票)
たきたて さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-18パシフィック・リム:アップライジング7レビュー5.60点
2024-11-17寄生獣 完結編9レビュー5.86点
2024-11-1613の選択7レビュー7.00点
2024-11-13パシフィック・リム5レビュー6.86点
2024-10-21MAMA(2013)5レビュー6.07点
2024-10-18誘拐の掟7レビュー6.14点
2024-10-15寄生獣10レビュー5.84点
2024-10-14キャリー(2013)7レビュー5.15点
2024-09-28ネバー・サレンダー 肉弾英雄<OV>8レビュー7.50点
2024-09-24ネバー・サレンダー 肉弾乱撃<OV>7レビュー5.00点
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS