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《ネタバレ》 10年以上前に一度見たきり。久しぶりの再鑑賞。
テンポが良く、無駄が無く、やっぱりアニメは面白いですね。 難を言うなら浜ちゃんの関西弁吹替えのクセが強すぎるくらい。 とは言え、シュレックもフィオナもドンキーも、愛すべきキャラクターたちであることに変わりはありません。 最初はドンキーを煙たがり、フィオナに何の関心も示さなかったシュレックが、次第に二人と心を通わせていく様子が微笑ましい。 序盤こそ『ゲテモノ食いのシュレック』の紹介が気持ち悪くて仕方ありませんでした。特に『耳クソのローソク』は生理的にまいりました。ただゲテモノシリーズはオープニングにつめこみ、そこから先は王道のラブコメチックアドベンチャー、ソフトタッチな御伽噺として大変見やすく仕上がっています。 フィオナ姫がカンフーの使い手など、王道のキャラから少しだけはずす絶妙の匙加減。こーゆーの好き。 子供向けの映画。ですが『人はいつの間にか外見で差別しているものだ』という教育的メッセージがあるため、この映画の存在意義は意外と大きい。 おしゃべりロバ、外見にコンプレックスを持つシュレックやフィオナ姫、そして皆から恐れられるドラゴンも、心を開いてみれば皆仲良くなれたっていうのが心温まります。 すれ違いラブストーリーや、独裁者の退場はお約束。 アニメはこれで良い。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-08-06 13:57:24)
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