| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 ジョーとテリーの銀行強盗ストーリーだけなら良かったと思います。
ケイトの存在と頻繁に挿入されるラブストーリーが見事に話の腰を折っています。 おかげで、軽快なテンポは失われ、単調でダラダラした展開を見せられることになります。 それでも不思議と最後まで飽きることなく見ていられるのは、役者の力が大きいのでしょうか。 ジョーとテリーのインパクトは際立っていて、見る人の興味をひきつけます。ケイトがいなくても、二人のコメディアクションだけで十分クオリティの高い作品に仕上がったのではないかと思われます。 ストーリーだって、銀行強盗パートは面白い。『お泊り強盗』という有名人になって、国中にファンができる展開が愉快。 やはり恋愛パートのウェイトが大きすぎるのが、デメリットになっている気がしますね。 それに、ジョーとテリー、とりわけジョーの性格からしても、二人がそこまでケイトに熱を上げる展開にやや不自然さを感じます。 戦線離脱したと思われていたハーヴィーが、婚約者を連れて銀行強盗のサポートをするラストは良かったですね。前半の伏線も上手に使っています。 こーゆーエピソードをもっと盛り込んだストーリーに仕上げてほしいものです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-09-14 13:21:50)(良:2票)
たきたて さんの 最近のクチコミ・感想
|