187(ワン・エイト・セブン) の たきたて さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ワ行
 > 187(ワン・エイト・セブン)
 > たきたてさんのレビュー
187(ワン・エイト・セブン) の たきたて さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 187(ワン・エイト・セブン)
製作国
上映時間119分
劇場公開日 1998-12-05
ジャンルドラマ,サスペンス,学園もの
レビュー情報
《ネタバレ》  主観的に見るか客観的に見るかで評価が変わりそうな作品ですね。
 モラルや倫理観も問われそうです。
 私はモラルや倫理観を捨て去ってしまい、見ている間、『ガーフィールド、やっておしまい!』とずっと思っていました。ですので、最初にガーフィールドを刺した人間がぬるい刑罰しか受けていないことや、新しい赴任先での悪ガキの中に罰を受けていない者がいることに、ものすごいフラストレーションを感じてしまった次第です。
 校長にしろ、同僚にしろ、生徒の親にしろ、まともな人が少ないのもフラストレーションを助長します。
 本作の唯一の救いは、女生徒と同僚の女教師の存在です。ですが女生徒は終盤で手のひらを返したようにガーフィールドに冷たくあたります。私の理解力の無さのゆえかもしれませんが、その辺りの心理面の機微がうまく読み取れません。
 結局主人公と悪ガキの主犯格は死に、その女生徒が感動的な卒業のスピーチをし、女教師は教師をやめてしまうわけですが、なぜその結論に至ってしまったのかの心境がやはり理解しきれません。
 不完全燃焼のまま、何かのメッセージを正確に受け取りきれずに終わってしまいました。ですが、少なくとも画面にはずっとひきつられるよくわからん迫力がありました。
 『アメリカでは9人に1人の教師が襲われている。その犯行のほとんどが生徒によるものである。この作品の原案は現役の教師が執筆したものである。』って最後に流れるメッセージが一番心に残っています。
 外国ってすげー。
 先生するのが、戦争並みに命がけなんですね。
たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2014-06-06 03:13:16)
たきたて さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-25シャドウハンター5レビュー5.00点
2024-11-18パシフィック・リム:アップライジング7レビュー5.60点
2024-11-17寄生獣 完結編9レビュー5.86点
2024-11-1613の選択7レビュー7.00点
2024-11-13パシフィック・リム5レビュー6.86点
2024-10-21MAMA(2013)5レビュー6.07点
2024-10-18誘拐の掟7レビュー6.14点
2024-10-15寄生獣10レビュー5.84点
2024-10-14キャリー(2013)7レビュー5.15点
2024-09-28ネバー・サレンダー 肉弾英雄<OV>8レビュー7.50点
187(ワン・エイト・セブン)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS