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《ネタバレ》 今まで見た動物ものの中では、『ベイブ』『奇跡の旅』と比較しても、これが一番良かったです。『奇跡の旅』と同じようなロードムービー形式をとっているのですが、今作のほうが必然性が高く、最早ドラマとして面白いです。つまり、たとえ主人公がインコじゃなくても、きっと面白くなったに違いないくらいの完成度なんです。
マリー、アイヴィ、メキシコ人、ミーシャ、出会う人がみんなそれぞれの個性をもち、それぞれの優しさでポーリーと接するところに感動があります。思いやりや友情、人と人(※今作の場合インコですが)との絆を、押し付けがましくならない程度に、限りなく自然な表現で表してくれているところに本作最大の魅力があると思います。 更にはラストに、ミーシャとマリーの『ちょっとだけラブストーリー』をにおわせる展開まで用意してくれちゃって、凄く幸せな余韻に浸れます。 所謂べた~な動物ものが苦手な人であっても、これは見て損はないかもしれませんね。 本作の感想とは全く関係ないのですが、大学教授って人格的にも立派な方が多いのに、映画の中では割と悪者に描かれることが多い気がします。肩抱きや公的権力に逆らいたくなっちゃう人間の性ってやつでしょうか・・・。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-18 02:25:18)
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