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なんでM・デイモンがこうもかっこ良く見えるのか?と驚愕すら覚えるジェイソン・ボーンの魅力炸裂の3作目。自分が何者か?という命題を背負っているために、自分に酔うという甘さが無いストイックさ、翳りのある表情などこれはマットの演技力の賜物なんだろうな。CIAを撒く際の、駅構内のスリリングな展開は彼の明晰で冷静な頭脳の見せ所。CIA総出で捕まえに出たところをフェイントかけて金庫泥棒したり、携帯電話のチップを入れ替えたり(前作)の所作のてきぱきした美しさ等は運動神経の良さまで感じさせる。ここまでくるとマットその人が事実クレバーなパーソナリティなんかな、とさえ思ったり。
全くイメージにそぐわないアクション映画を引き受けたのにはどういう狙いがあったのかは分からないけど、“悩める暗殺者”像をリアルに存在させて結果大ヒット、大したもんだ。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-17 00:45:48)(良:1票)
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