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意識が遠のきそうになるほどのストーリーのツマラナサと、心がどんどん滅入っていく究極に寂しい画。汚染された川に鉄錆の浮いた船体、蒸気を上げる石油コンビナートのパイプ。誰にも笑顔が無くて、なんかもう勘弁してくださいと言いたくなるくらい心が寒いよ。にも関わらずこの映画が強烈な印象を残すのは、モニカ・ヴィッティがいるから。モニカが綺麗で、コートが素敵で似合っていて、脚のラインが見事で、髪形が古くさくなくて、声も表情も全部とんでもなく美しいので最後まで観れた。イタリアの至宝とは彼女のことかしら。
【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-02-21 00:55:10)
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