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《ネタバレ》 シリーズ50周年の節目に相応しい風格ある作品でした。アデルのOPタイトルもいい感じ! ここ数年のリアル路線も現状維持ですが、伝統ある007映画 数々のアイテムやお決まり事また配役の復活は嬉しいかぎりです。アクションのボリューム不足は予算カットの影響か?がしかしそこはサム・メンデス監督です。ドラマで持っていきます。オープニングでボンドは瀕死の状態へ追い詰められます。元諜報部員シルヴァが不気味に立ちはだかりボンド達にこれでもかと揺さぶりをかけてきます。自分の仕事のとは?スパイは時代遅れか?Mへの忠誠心も揺らぎます。 がしかし英国人として、ダブルオーとしてのアイデンティティを再認識しながら、時代のながれさらには過去とも折り合いをつける。そうしてボンドは復活を果たす。まさに「伝統と革新」がほどこされた007映画。
【ideko】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-01 18:32:58)
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