七人の侍 の アラジン2014 さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > シ行
 > 七人の侍
 > アラジン2014さんのレビュー
七人の侍 の アラジン2014 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 七人の侍
製作国
上映時間207分
ジャンルアクション,ドラマ,時代劇,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 一生に一度は見るべき名作ですが、人生の後半に差し掛かってようやく鑑賞できました。かなりの長時間作品でしたので見る前は腰が重たかったのですが、一度見始めるてみるとあっという間、噂通りの素敵な作品でした。(4KTV録画にて)

字幕必須ではありますが、導入部も非常にスマートで分かりやすい。もちろん中盤の人集めも楽しくてワクワクさせられますが、「7人」は少々多すぎてキャラ渋滞が発生していたように感じました。勘兵衛(志村喬)、菊千代(三船敏郎)、久蔵(宮口精二)、勝四郎(木村功)、七郎次(加東大介)の5人で十分で、五郎兵衛が平八を見つけてくるという、無駄な人物が無駄な人物をつれてきた感はぬぐえませんでした。

菊千代の演技が少々鼻につきますが、でも彼のおかげで緩急のバランスが良くなっていたのもまた事実。また彼が実質的な主人公で、最後の最後で壮絶な見せ場が待っています。「絶対何か問題が起きるだろうなぁ」という、志乃(津島恵子)と勝四郎のパートも面白くて目が離せませんが、何となく最後は適当に終わってしまいました。(まあ男と女ってこういうものなのかもしれない) 終盤の戦いパートも非常に丁寧に描かれていて、順に墨で×をつける流れや大雨の流れは心底胸アツでした。

オチのつけ方が賛否ありそうな流れでしたが、まあ・・「侍ってカッコいいよね」で終わらせてもいい映画じゃないでしょうか。定年したらもう一度ゆっくり見たい名作でした。
アラジン2014さん [地上波(邦画)] 8点(2024-03-21 17:20:26)
アラジン2014 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-21FALL/フォール7レビュー5.93点
2024-11-19エレファント・マン10レビュー7.42点
2024-11-15巴里の女性9レビュー7.10点
2024-11-14チャップリンのニューヨークの王様6レビュー6.52点
2024-11-14ライムライト9レビュー8.02点
2024-11-14チャップリンの殺人狂時代6レビュー6.94点
2024-11-10サニーサイド8レビュー6.33点
2024-11-10一日の行楽8レビュー5.90点
2024-11-10チャップリンのゴルフ狂時代7レビュー7.34点
2024-11-09チャップリンの給料日8レビュー6.90点
七人の侍のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS