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《ネタバレ》 マーク・ウォールバーグとラッセル・クロウの共演という事で、楽しみにしていた本作。
始まってすぐに 「あれ? これってもしかしてラッセル・クロウは悪役?」 と気付いてしまうような構成だったのは残念でしたが、それを補って余りある魅力的な演技を見せてくれたと思います。 悪役としての貫録もたっぷりだったし、逮捕後の見苦しい捨て台詞も最高。 むしろ主人公よりもオイシイ役だったかも知れません。 「アルコール中毒」「恋人との不仲」に関しては、中盤以降あまり必要性が感じられず、残念でしたね。 むしろコレらの設定がある事によって 「どうせなら逮捕されて刑務所で酒断ちし、彼女とも別れた方がスッキリするんじゃないか」 と思えてしまい、主人公の最後の選択における「自己犠牲」的な意味合いが薄まっているようにも感じられました。 そんな中で癒しとなっているのは、主人公の助手であるケイティの存在。 大物俳優が多い作品の中で、彼女は初めて見る顔だったという事もあってか、とても新鮮な印象を受けましたね。 可愛らしい彼女と、出所後の主人公が無事に再会出来た事を願いたいものです。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-06-04 16:26:09)(良:1票)
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