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《ネタバレ》 黒幕が主人公のクローンであるという展開には意表を突かれましたし、二人が殴り合う場面なども面白かったです。
でも、悪役側に対しては「見分ける方法くらい用意しておけよ!」とツッコまずにはいられない。 そういった、何処か間の抜けた感じが本作の魅力なのでしょうか。 時間を損したという訳では決してなく、観ている間は退屈しなかったけれど「ああぁ、良い映画だなぁ……」と思える瞬間が訪れなかった事は、非常に残念。 主演がエディ・マーフィで、監督は「トレマーズ」と同じ人、という事で期待値が高過ぎたのかも知れませんね。 もっと肩の力を抜いて、リラックスした状態で観るべき映画だったのだと思われます。 そんな本作で目を引くのは、やはり脇を固める豪華な出演陣。 バート・ヤングが冒頭にチョイ役で顔見せしていたりして、自分としてはそれだけでも嬉しかったりしましたね。 特にランディ・クエイド演じるロボットのブルーノは、とても愛嬌があって、本作最大の癒しキャラ。 そして、主人公の母親としてパム・グリアが登場するのには驚いたし、クスッとさせられました。 何せ彼女が出てくる場面って、特にストーリー上は必要無かったように思えますからね。 「出したいから出したんだ、文句あるか」 という作り手側のメッセージが伝わって来るかのようで、少々呆れながらも、妙に微笑ましくて憎めなかったです。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 5点(2016-05-28 14:36:13)
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