| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 冒頭から呪文のような聖書の言葉が不気味に流れ、得体の知れない薄気味悪さを上手く演出している。
一晩の出来事にしたのも、テンポの良さにつながっていて悪くない。 そして悪魔が取り憑いたタマラ役の少女の演技が真に迫っており、悪魔に対する恐怖心を煽るのにも成功している。 難点は、テンポの良さにつながる一晩の設定のゆえに、少女の両親の苦悩が今ひとつ実感できないこと。 そして何より、エクソシスト役の神父が胡散臭い。 これはもう正直致命的で、品格も重厚さも感じられないので、とにかく頼りなくて限りなく胡散臭い。 映画としてはなかなか面白かったので、その点が残念。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-03-11 21:54:42)
roadster316 さんの 最近のクチコミ・感想
|