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《ネタバレ》 決して倒すことができないゴジラを倒す物語。って前提自体が煮詰まりすぎていてそれでもここまでストーリーを作って来たには感心します。しかしながら、所詮無理筋ですよね。更にその上に究極の存在としてギドラを登場させたりして。だがしかし、異星人の気が付けとばかりの変な色の目玉を壊すと簡単にギドラは滅んだりします。
文明が成熟するとそれを破壊する怪獣が必ず出現、そしてそれを更に捕食する高次元の存在が登場するという世界観の中で人の存在の何たるかを問うという物語を作りたい。その気持ちは分かりました。そのための三部作。よく完成まで持ってきましたが、完成自体が目標で観る人は二の次になったのではと感じました。だって、観客は当然ゴジラと戦うメカゴジラやモスラを観たいわけです。それが出てこないのはどう考えても予算と制作時間がなかったからでしょう。メカゴジラはガスタンクとなりモスラは動かないシルエットで登場です。詳しくは知りませんがこれをまともに登場させるとなるとキャラクターデザインとかどう動かし戦わせるのかとか大変な手間と時間が追加されるわけでそこを避けたと。 クレジットが一通り終わった後になんか火を焚いた儀式が行われ何やら続編への布石のような雰囲気ですがなんか全然意味不明で、何の感情も湧きませんでした。 【たこのす】さん [インターネット(邦画)] 3点(2025-03-24 22:22:24)《更新》
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