ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ の K&K さんのクチコミ・感想

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ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ の K&K さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ
製作国,メキシコ
上映時間122分
劇場公開日 2018-11-16
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 “Sicario: Day of the Soldado”『暗殺者:兵士の夜明け』。デイ・オブ・ザ~で“初日”みたいな意味があるので、ミゲル視点のタイトルかなぁ?と想像しました。前作同様、終始緊張感があってピリピリする映画です。スーパーで突然起きる自爆テロの怖さ、日常がひっくり返る怖さ。前作でそういう映画だって解っていても、怖い。
Wiki見たら“スピンオフ”なんですね。たしかに前作の主人公ケイトが出てこない。だけど、いわゆる“常識人の目”はイザベルがやってくれます。

アメリカ市民のミゲル少年と、カルテルのボスの娘イザベル。この2人が出会って助け合って…なんて、そんな甘っちょろいシナリオじゃないことは想像できます。とはいえ物語上、死の危険にさらされるキャラクターが少女となると、『最後助かるんじゃないかな?』という安心感も抱いてしまいました。ミゲルとイザベルの役どころの性別が逆だったら、もっと怖かったかも?
もちろんアレハンドロ(そういう名前だったか)が処刑されたところは驚きましたよ。あ~やっぱりシカリオだ。あの映画の続編だ。って。イザベルは最後助かるだろうって、ハリウッド娯楽映画の安心感の糸。アレハンドロが撃たれ、糸が切れた凧状態のイザベルからの、最後そうなるんだ。って流れは、映画としては上手いと思います。アレハンドロのその後は、えぇ~??とは思いましたが…。まぁいくらリアリティに拘るにしても、わざわざお金を払って、後味悪く劇場をあとにはしたくないでしょうからね。2人が再会しないのも良いさじ加減だと思います。

前作も本作も、劇場で公開されてたことさえ知らなかったけど、こういう泥臭い血なまぐさい映画って、あまり宣伝されないですよね。お客さん入んないからでしょうか?少なくとも女性ウケはしない内容だから、デートムービーにはならないし。
でもこういうハードな映画も、一部の映画好き以外にも観てほしいって思ったりします。
K&Kさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-05-14 12:50:27)
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