インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 の K&K さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > イ行
 > インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
 > K&Kさんのレビュー
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 の K&K さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
製作国
上映時間118分
劇場公開日 1984-07-07
ジャンルアクション,サスペンス,アドベンチャー,シリーズもの
レビュー情報
《ネタバレ》 “Indiana Jones and the Temple of Doom”『インディアナ・ジョーンズと悲運の宮殿』。シリーズ2作目。本作から『インディ・ジョーンズ』がタイトルに出てきます。なぜかレイダースより1年前が舞台です。真ん中から上映し、前日譚、後日譚って流れはスター・ウォーズみたい。
幼い頃、レイダースがあまりに面白かったので、インディの名を冠した本作は、きっともっと面白いに違いない!!…って思ったんだけど、まず時代設定がとても古く感じました。前作の近代的な時代設定から、時代の良く解らない上海、そしてもっと良く解らないインド。出てくる兵隊(ブランバート大尉のイギリス軍)も、ちょっと昔な感じに観えてしまって。前作のVS軍隊のリアリティと打って変わって、何でもアリなファンタジー世界に思えてしまいました。

ショート・ラウンド。自分と同じくらいの歳の子供が大活躍するのが、当時のマセガキの私はシラケてしまいました。ハッキリ行って、ウザい。だってあの子の蹴りで大の大人が倒せるとは思えないんだもん。この辺り、SWのイウォークと同じ匂いを感じてしまった。ルーカス発案なのかなぁ?
子供が活躍する一方で、ダークな世界観が不釣り合いに思えます。カブト虫や猿の脳みそ食べたりとか、かなり悪趣味。そして私はこの映画で虫が駄目になりました。小さい頃はトノサマバッタとか掴めたのに。デパートの世界の昆虫博とかも見に行けたのに。それまで意識していなかった“踏むと潰れる”“身体を這い上ってくる”ってのが気持ち悪く思えてしまって、虫もう駄目!!って。

一番違和感が大きかったのは、世界中を駆け回った前作と違い、中国からインドの宮殿に入って、そこを出たら映画が終わるところから、行動範囲の狭さに物足りなさを感じました。またロケよりセット内の撮影が多く感じられるのと、まだ技術的に未発達な特撮に頼りすぎているのも、前作との大きな違いに感じました。トロッコとか、水攻めから崖に逃げるとことか、当時のテレビだと特撮がしょぼく観えてしまって…

なんかメチャクチャに書いてますが、今は結構気に入ってます。上海のダンスシーンは賑やかだし、グロい晩餐会も虫だらけの洞窟も味があってイイ。洗脳されたインディが、どうして火を当てると正気に戻ったか謎だけど、そこからのマッチョな大活躍はスカッとします。特撮も当時ほどチャチに観えなくなってます(脳内補完?)。吊り橋で敵に囲まれて刀を振りかざすインディの格好良さったら無いね。これぞハリウッドの生み出したヒーローって感じです。
K&Kさん [地上波(吹替)] 7点(2023-06-26 00:05:29)
K&K さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-01-30シムソンズ5レビュー7.34点
2025-01-29ロッキー4/炎の友情5レビュー6.28点
2025-01-27チャイナ・シンドローム7レビュー7.41点
2025-01-27逃走迷路7レビュー6.07点
2025-01-27ロッキー37レビュー5.87点
2025-01-27ジョニーは戦場へ行った8レビュー7.32点
2025-01-21恋人までの距離(ディスタンス)8レビュー7.49点
2025-01-20それでもボクはやってない9レビュー7.60点
2025-01-19リトル・プリンセス7レビュー6.45点
2025-01-19ロッキー25レビュー7.18点
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS