男はつらいよ 寅次郎の告白 の K&K さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > オ行
 > 男はつらいよ 寅次郎の告白
 > K&Kさんのレビュー
男はつらいよ 寅次郎の告白 の K&K さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 男はつらいよ 寅次郎の告白
製作国
上映時間104分
劇場公開日 1991-12-23
ジャンルドラマ,ラブストーリー,コメディ,シリーズもの,青春もの,TVの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 シリーズ44作目。満男中心の物語に世代交代って印象の本シリーズですが、今回はきちんと、寅の物語に戻っていたと思います。“
満男と泉の寅との触れ合い”とでも言うのか、寅を観たい層も満足出来る創りに思えました。
一人旅で心細い泉の、偶然立ち寄った駄菓子屋のお婆ちゃんとの触れ合いなんてホロリとさせるし、そこに偶然寅が現れて溜め込んだ気持ちが爆発するのは納得するし、その後三人で酒宴になるのも、場の和ませかたが、寅の本領発揮って感じでとても良かったです。
「ママを一人時の女性としてみることが出来ないのは、私の心に何かイヤらしい汚いものがあるから」この話は前々作の満男の語りと繋がってる。そして寅の告白、さくらとは腹違いの話。重たい話をこうもサラッと言える寅がカッコいい。

今回は満男が、寅の若い頃みたいな“バカ”をよくやります。階段から砂丘から、コロコロ転がってます。額を打った時は、やりすぎなくらい出血してます。寅が大人しくなったぶん、満男がバカをやるって役割分担なんでしょう。
マドンナの聖子がまたイイ女で、フワフワした雰囲気がとても可愛らしい。過去に結婚を考えたほどのマドンナが未亡人として出てくる。体調の悪い渥美さんが、一目惚れするクダリを省略するためかもしれないけど、寅の秘められた過去話として、とても面白かったです。「い!今更そんな事言われてもなぁ~」満男が居なかったらどうなっていたんだろう??

さて満男と泉。3年掛かってやっと手を握るなんて、平成の若者にあるまじき進展具合。満男は無鉄砲に泉を追いかけ、泉は毎度正月には諏訪家にアポ無し訪問。寅のマンネリは大歓迎だけど、こっちのマンネリは、これ以上続くのはシンドいかも?
ここ最近、柴又界隈やくるまやの出番があまり無くなって、たまに出てきても、なんだか時間が止まっているかのよう。
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-03-05 22:39:07)
K&K さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-12-03さかなのこ6レビュー6.00点
2024-12-01ハイランダー/悪魔の戦士7レビュー7.08点
2024-12-01PERFECT BLUE5レビュー6.57点
2024-12-01スピード(1994)9レビュー7.36点
2024-11-28マンハッタン無宿5レビュー5.34点
2024-11-27おしゃれ泥棒7レビュー7.19点
2024-11-24ポルターガイスト(1982)7レビュー5.87点
2024-11-24アメリカン・スナイパー7レビュー6.94点
2024-11-24GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.04レビュー6.60点
2024-11-24GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊6レビュー6.71点
男はつらいよ 寅次郎の告白のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS