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S・スピルバーグの作品の中では、あまりヒットにならなかった、この「1941」。私は、面白いと思いました。かわいそうなのが、三船敏郎で、実は「スターウォーズ」の”オビ・ワン・ケノービ”役のオファーが当時、三船さんにかかっていたのに”SF映画などには、出ていられない”と断った、その人が三船敏郎さんでした。それが「スターウォーズ」の大ヒットであわてて、後悔した三船さんが、S・スピルバーグ監督から、この「1941」に出ないか?と話が持ちかけられて、それでためらいもなく出演したのに、「1941」はコケてしまいました。なんてかわいそうな三船敏郎さんでしょう(苦笑)一生懸命、観覧車を破壊して楽しんで”ばんざーい!ばんざーい!”と、演技をしてる姿が、悲しいです。オープニングが、映画「ジョーズ」の物とほとんど同じだけではなく、何と「ジョーズ」で最初にサメの餌食になる女性その人が演じているのが、すごいと思いました。その女性が日本の潜水艦の望遠鏡に捕まっていて、それを見ている1人の日本人の兵士が、にやけた後”ハリウッドー!ばんざーい!ばんざーい!”と、もう怪しいったらない、しょうもない行動、言動で、馬鹿らしくて笑えました。公開当時は「たった1日の出来事を描いた作品」となっていましたが他にも「たった1日の作品」は多くあるのに、何故かこれは特別なような気がしました。これは、字幕スーパーでは訳しきれない”面白さ”があるので、なかなか面白さが伝わらないかも知れませんが映画館で観たら損をする気分になるかも。しかし、三船敏郎さんや他、豪華な配役に、7点!
【マーチン・リッグス】さん 7点(2001-11-10 02:58:10)
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