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天使は人の心の中の声を聞くことができるが、その世界には色がない。死に直面した人の心の声を聞き、彼らを落ち着かせる。でも、自殺を食い止めたりなどはできない。人間に恋したことで天使は人間となる。そして、人間の中には何人か天使が存在する。当時統一前のドイツの壁を自由に行き来する幾分無力な天使の姿は新鮮だった。また、「子どもが子どもだったころ」から始まる劇中に登場する詩も素敵だ。「なぜ僕は僕であって、君でない」。この映画からタルコフスキーや小津安二郎の作品などを観るきっかけを与えてもらった。彼ら天使の作品を
【take】さん 10点(2001-06-06 08:12:25)
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