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ファッションとしてみるには、まあまあかも。これは、「戦争」という舞台を背景にした「恋愛もの」とみました。だから、この作品で戦争の不条理や、非人間性を知ろうと思ったら、ちょっとやめたほうがいいような気がします。それなら、「ジョニ―は戦場へ行った」とか「炎・628」を見たほうが遥かにズシンとくるはず。或いは、大岡昇平でも読むとかね。でも映画ひとつで、太平洋戦争(飽くまでも日本人にとっては、第二次世界大戦ではなく)について話し合えたというだけでも、この映画「きっかけ作り」としては、価値があったかもね。だいたい「奇襲戦法」は、織田信長の昔から、いくさの習いであって、戦争にルールとか、作法とかないと言ったほうが真実に近いのでは?ちょっと過激ですかね。俯瞰的に見て、戦争に「武士道」や「騎士道」が残っていたのは、「日露戦争」までと司馬遼太郎氏も「坂の上の雲」の中で書いています。余計なことを書き過ぎました。楽しみたい人は、映画として純粋に楽しめばいいんじゃないかな。でも、繰り返すけど、「戦争」ってこんなもんじゃないと思いますよ。
【銀幕にウィンク・トト】さん 5点(2002-02-25 13:38:49)
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