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この映画はジュッセッペ・トルナトーレ監督の作品と言うことで観てみました。主人公の老人はとても視界が狭い人だと思えます、自分の目にはすべてが上手く言っていて幸せな家族だったようですが実は息子達の不幸の原因の一端は自分自身だったことに気づいていない、留守電に話しているときや度の強すぎる眼鏡もこの人がかなり近視眼的な(主観的な)ことをハッキリと演出している、ラストもこの老人が独り善がり(実は奥さんとも上手くいってなかった!?)なものであったことを表していると思います。この映画のテーマは《隔たり》ではないでしょうか?親と子、夫と妻、自分と社会など多くの隔たりが他者の目にどれほど滑稽に映るかをを描いているような気がします
【Yuu】さん 6点(2002-11-19 13:59:26)
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