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最高傑作でしょう!始まりからして恐怖映画っぽいおどろおどろしい音楽。ゴジラの伊福部昭さんですが大作にはじないすばらしいスコアをかかれていて映画をもりたてています。印象深いのは、侍が魔人像を破壊しようと眉間にクイをたたきこんでいたら、首筋にひやっと冷たいものが・・・血です。石造の額から鮮血が。・・と、突然の地鳴り、侍どもは地割れした地中へひきこまれるところは絶叫モノ・・・特撮もしっかりとかつ効果的につかわれていて見事な演出です。また魔人が5m程度の設定もよく、模型が通常の40メートル設定の特撮用セットと違い大きく、精巧なんでリアリティがありました。今ならばCGでできてしまいますが当時は日本でもあまりつかわれていなかったブルースクリーン(今でも基本的にはSWでもブルースクリーンでとられてますが)でのオプチカル合成は職人技。大映が誇る特撮映画の金字塔であると今でも思います。ぬいぐるみに入ったのは元野球選手の方とききました。目が充血していたのはメイクではなく、扇風機でまかれる粉塵が目にはいったためだったとか・・・リアルな人間の目をつかったことがあの迫力をうんだと思います。これがマグマ大使のような(パイロット版は人間の素顔だったらしいけど)作り物の目だったなら・・・ここまでの人気はなかったと思います。
【うーたーまん】さん 10点(2003-01-18 07:56:26)(良:1票)
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