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戦争の極限を描いたものとしては群を抜いた作品。とにかくカメラワークが他の戦争ものと一線を画している。戦車が迫ってくるシーンとか粉塵が舞うシーンなどはその最たるもので、まるで自分がそこにいるような錯覚に陥ってしまいそうだった。また、ドイツ兵がアメリカ兵の胸にナイフを静かに突き刺していくシーンでは怖くて震えが止まらなかった。結論としてはスピルバーグの戦争に対するイデオロギーには共感するところがあった。アメリカ万歳云々より、「戦争はこういうものなのだ」という気持ちの方が伝わってきた。
【NERO】さん 9点(2002-12-23 17:40:21)
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