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レビュー情報
すごく丁寧に創られた作品。シム・ウナの観客を引き込むミステリアスでキュート、そしてどこかはかなげな魅力が十分に生かされていました。この作品で引退されるとは、ファンとしては悲しい限りです。物語前半では「インタビュー」という映画を通して客観的にとらえ、中盤以降はその監督とインタビューの対象である女性とのラブストリーを絡めてた別の視点からとらえています。しかも前半の伏線をしっかりとつじつまが合うようになっているので、終わってから再度初めから観てみると新たな発見があります。恋人と死に別れた悲しみから、インタビューを通して偽りを語るヨンヒ。それをどことなく気づきながらも少しづつ彼女に惹かれていく監督。二人は偽りの中でお互いの真実の愛を探していく。「僕の心は君の声を聞くために開かれている」というセリフが心に響きました。(ちょっとクサイですが)又ドラマ以外のインタビューも白々しくなく独特の世界観があってよかったです。インタビューの待ち合わせをした夜、お互いが別の場所で眠れないよるを過ごし朝を迎えるシーン、ここで初めてお互いの存在を意識し始めたことに気づいていくんですよ。いいシーンです。それにしても韓国の女性は綺麗ですよね。
【さかQ】さん 8点(2002-04-16 01:28:44)
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