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サム・ライミは本当はこういう映画を作りたかったのだろう。もともと、前作もコメディ的感覚があったのは事実。今回は、その笑いの要素を大爆発させたブラックコメディの傑作。なんといっても前作ではブルースの恋人へのペンダントに異様に執着し、涙する姿が滑稽だったが、今回も"泣き虫ブルース"に大爆笑。ひとりでにピアノの鍵盤が曲を奏でてるという不気味であるはずのシーンで、その超常現象そっちのけに、その曲に感傷的になり、ポケットに指を忍ばせペンダントを見つめて悲しむ姿が最高! 全体の構成は、少し色んなものを詰め込めすぎた感が否めないし、ラストのオチもいまいち。でも、とくに前半のブルースの一人芝居の連続はドダバタコメディ的でかなり楽しめる。
【叫真】さん 7点(2003-04-26 19:58:33)
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