夏の嵐(1956)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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夏の嵐(1956)

[ナツノアラシ]
1956年上映時間:87分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画青春もの小説の映画化
新規登録(2009-08-31)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2022-04-24)【イニシャルK】さん
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監督中平康
キャスト三橋達也(男優)秋元啓司
津川雅彦(男優)浅井明
金子信雄(男優)城戸
北原三枝(女優)浅井稜子
北林谷栄(女優)浅井みつ
小園蓉子(女優)浅井妙子
清水将夫(男優)教頭
山田禅二(男優)小使
藤代鮎子(女優)
脚本長谷部慶治
音楽真鍋理一郎
撮影横山実
製作高木雅行
配給日活
美術松山崇
編集辻井正則
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1.原作は芥川賞にノミネートされた女子大生(深井迪子って人)の小説だそうで、つまり“女の太陽族もの”ってとこで中平にまわってきたのかも知れない。だから映画としてもわざと青臭さを残しているのかも。北原三枝がアップで「いくじなし」と叫んで海に走り、カメラは横に這いつつ波打ち寄せるストップモーション、となかなかいい導入。長回しが多く、北原と三橋達也が外で話し合ってて(街灯の脇で待ち伏せてる北原のカットも美しい)緊張が高まり、と二人の間のシグナルが矢印光らせて点滅し、列車が通過していく。こういうのはワンカットでないとずいぶん気が抜けてしまうものだ。ラスト近く、北原がベッドの向こうの床に横たわり、津川雅彦が右側に立っているのを、ベッド越しに捉えた構図。嵐の接近でカーテンが揺らぎ、書類が一枚一枚散っていく。こぼれたビールに点滅するネオン。話はつまらないが、当時の“クール”へ憧れる気分が横溢していた。爪を噛む少年は、もしや未来の唐十郎ですか?
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2009-09-04 12:02:39)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
61100.00%
700.00%
800.00%
900.00%
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