2.《ネタバレ》 とても心温まるお話です。アニメながら作者ディケンズが思いが十分に伝わる映画だと思います。
美男美女のかっこいい人物を登場させるわけでもなく、派手で迫力のある映像もなく、地味でつつましい表現です。加えられているものとしては、スクルージさんのところのネズミとケイト・ウィンスレットの主題曲でしょうか。音楽は耳で聞くのではなく、心で聴くものだという表現がまさにぴったりの、心に響く曲です。
スクルージさん決して強欲な人ではなかったのです。孤独がゆえに人の心の暖かさを感じえなかった人で、それが自分を振り返らせられることに目覚めさせられるのですが・・・。とってもクリスマスらしい雰囲気の映画だと思いました。紹介してもらったTMさんに感謝。