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NINIFUNI

[ニニフニ]
NINIFUNI
2011年上映時間:42分
平均点:3.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-06-11)
ドラマ犯罪ものアイドルものロードムービー
新規登録(2012-09-28)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2024-12-01)【にじばぶ】さん
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監督真利子哲也
キャスト宮﨑将(男優)田中
山中崇(男優)加藤
ももいろクローバー(女優)
宇野祥平(男優)
脚本竹馬靖具共同脚本
撮影月永雄太
配給日活配給協力
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4.《ネタバレ》 決して皆さんの評価と逆の点数を付けたがる逆張り人間ではないのだが、凄い映画だったのでこの点数をつける。

自殺にいたる人間の様子を淡々と映した前半部分を見ている時、少し前に見た短編映画『J005311』に似てると感じたし、もしくは竹馬靖具監督の『今、僕は』を思い起こした。
エンドロールで気付いたが、共同脚本として竹馬監督の名前があり、思わず声を上げてしまった。
竹馬監督がこの作品に脚本という形とはいえ関わっているからこそ、この作品を見ていて既視感があったのだと。

とは言え、前半部分の車道の騒音が耳障りで嫌になったし、主人公が車の中でカップラーメンをすする音がうるさくて怒りさえ込み上げた。
だが、主人公が首をうな垂れて死んでいる車をよそに、その間近でももいろクローバーが元気に歌って踊るという、生と死の対比に感慨を覚えた。
この生と死の対比はまるで鶯谷駅の景色の様だ。
鶯谷駅は駅ホームを挟んで墓地と東京最大のラブホテル街とが向き合っており、まさに生と死が対比された東京の裏の名所だ。

若さ躍動するももいろクローバーの歌と踊り、そしてその背後に映り込む死人の乗った車。
この映画は生と死、動と静、明と暗、それぞれの対比を描き、そしてそこに人生の交錯をも織り込んだ稀有な映画である。

(追記)
だからこそ作品名が『而二不二(ににふに)』なのね、納得。
にじばぶさん [インターネット(邦画)] 8点(2024-12-10 20:30:08)★《更新》★
3.しつこい。長すぎる。言いたいことも、製作者の怒りも伝わってくる。嫌というほど。要は、間のとり方が失敗しているのだと思う。思考の時間を与えるつもりなのだろうが、ただただ退屈な時間にしか感じられない。ももクロが登場するまでに時間がかかりすぎだし、その後も…。彼女たちの魅力はよくわかりました、早見あかりが脱退していなければファンになっていたかもしれません、でも正直言って彼女たちが歌い踊る背景で放置される自殺体になんの感情もわかなかったよ。
カニばさみさん [映画館(邦画)] 2点(2016-07-05 01:41:25)
2.《ネタバレ》 制作意図は言葉で説明されているが、そういう試みがこれまで映画(邦画)界にはなかったということなのか。それを特別なことのように言われても今さらという気がする。
まずは制作側の意向に応じて自由に感じたことを書くとすれば、共感の余地のない男が自己都合により変なところで死んだためにアイドルのPV撮影に影響が出るかと思ったら結果的に問題はなく、みんな笑顔で撮影を終えられてよかった、ということになる。ただし時には死んだ男に本気で感情移入する観客もいて、人が死んだことを何だと思っているのか、とかいう建前をふりかざす恐れもあるので言葉には注意する必要がある(してないが)。
以上は第三者的な見方だが、仮に自分を死んだ男の位置において考えると、世の中は忙しいのでさまざまなことが同時並行で進んでおり、自分などが死んでも関係なしに世の中は動いていく。それで当然なわけだが、これから伸びようとしている若い連中の姿は死人の目から見ても嬉しく感じられるだろうとも思う。実際に自分が死ぬ時は、登下校の児童生徒が窓から見えるような場所で死にたいものである。

ところで、もしこの映画の撮影予定と「東北地方太平洋沖地震」との間で時間的な前後が逆転していた場合、この場所(茨城県神栖市、千葉県旭市)では制作に支障を生じていただろうことを自分ならまず考える。何となくナルシスティックな印象のあるこの映画にとって、世の中全てを巻き込まずにはおかない大災害など想定範囲の外だろうが、しかし現実に多数の死者が出ている世界でなおアイドルというものが果たしうる役割を、他ならぬ劇中のアイドルグループもちゃんと担っていたことを自分としては想起せずにいられない。
そもそも社会的な意義を持つ存在であるアイドルと、ただの男を同列に扱うことなどできないわけだが、もし死んだ男が最初からこのグループのファンであったなら、あるいは結末も違っていたのではと思わなくはない…まあそういうことのできない(広い意味での文化性に欠ける)男だからこういうことになったのだろうが。

なお劇中のアイドルグループは「ももいろクローバー 」という名称が耳慣れないのと、人数が6人もいるため自分の立場としては若干の違和感があるが、今から3年以上前ということでまだ中学生が2人おり、みんな少しずつ若くて可愛らしく見える。メイキングも可笑しい。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 3点(2014-11-08 20:53:22)
1.DVD収録のメイキングでプロデューサーと脚本家は、こう明言しています。本作は答えの無い映画。出来事を提示して観客が何を感じるか投げかけているだけであると。その説明に嘘偽りはありませんでした。なるほど、そういう映画もアリなのかもしれません。映画の解釈は観客の手に委ねられているものだとも思います。ただし、シチュエーションの提示だけなら40分は必要ない気がします。2分で十分でしょう。尺は観客のイマジネーションを刺激するための仕掛けに費やして欲しいと思いました。本作を楽しめるのは、映画鑑賞の達人か感性が豊かな人だと思います。自分にはまだ無理でした。それでは最後に自分の率直な感想をば。「やっぱり怪盗は6人バージョンがしっくりくるな」
目隠シストさん [DVD(邦画)] 2点(2013-02-27 18:51:54)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 3.75点
000.00%
100.00%
2250.00%
3125.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

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