<ネタバレ>いろいろと考えさせられる作品でした。
奥さんは所謂産後鬱。 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>いろいろと考えさせられる作品でした。
奥さんは所謂産後鬱。一人目のジョシュアに対するネグレクト。ジョシュアは恵まれた資質故に、その影響がないかの如く成長してきたものの、実は内面に恐ろしい悪魔を抱え込んでいる。
本来、妻を助けるべき夫は、田舎暮らしに嫌気がさし、実家を出てニューヨークの高層高級マンションで優雅な暮らしを夢見る。一見子煩悩な愛妻家のようでいて、妻の窮状は目に映らない。
ガラスの城のような生活は、たったひとりの幼い少年の手によって脆くも崩れ去っていく。そして、何も残らない。少年の狂気も癒されない…
あぁ、何と後味の悪い作品。でも、誰にでも心のどこかにある弱さ。あからさまに見せられると辛いなぁ…
ちなみに、副題は要らないですね。違うと思う。