TV第一シリーズからリアルタイムで見てきたファンとしてはトリ .. >(続きを読む)
TV第一シリーズからリアルタイムで見てきたファンとしてはトリックが終わるということに感慨深いものを感じてしまう。ファンの方々ならわかっていただけると思うが、トリックは劇場版よりTVシリーズ(長編SP含む)のほうが断然面白い。良い意味で遊んでるのだ。例えば長編SPの第2作・第3作は市川崑の金田一耕助シリーズのパロディ(決してパクリではない)となっていて、市川崑ファンもニヤリと楽しめる作りとなっている。それに対して劇場版は、いい話・泣ける話にしようとしすぎるきらいがあり、それがトリックの面白さをやや殺してしまっているのだ。まあ、そんな傾向も含めてトリックということか。13年半もの長きに渡る歴史に感謝して7点を付けたいところだが、やはり6点くらいがトリックらしくていいかな。
ところで、このサイトではこの映画、「2013年の作品」って事になってるけど、これは製作年なんですかね?自分としては邦画は公開年をとって「2014年の作品」とした方がいいと思うんですけど・・・