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<ネタバレ>私は『アバター』シリーズは映像の進化を鑑賞する映画だと思っている。なので、ストーリーは及第点に達していれば良いとも思っている。このアバター:ウェイ・オブ・ウォーターを見る少し前に前作のアバターのジェームズ・キャメロン3Dリマスター版を劇場で見たのだが、改めて3D映像の美しさやリアリティを感じることができた。しかし、現在のCGレベルからするとテクスチャに粗さも見えたことは確か。それを踏まえつつ今作を見たが、素晴らしい映像だった。特に海中のシーンはHFR(ハイフレームレート:48fps)上映で見たこともあり、非常に滑らかで驚異的なものだった。その他のシーンは通常の映画と同じ24fpsとのことだが、そちらも特にフリッカーなどを感じることもなく、問題なく鑑賞できた。3Dに違和感は全くなく、前作同様、きちんと奥行きのある空間が広がっていた。IMAXではない劇場だったので明るさがもう一歩なのは残念だったが、大きく気になるほどではなかった。あと今回は吹替で鑑賞した。本当は3D字幕で鑑賞したかったが、近くには3D吹替しかなかった。だが声優陣の演技は素晴らしく、開始早々吹替版にある違和感は感じなくなった。冒頭で述べたように映像面で評価すると、前作は9点を付けたので今作も9点になるのは間違いない。最後に、いろいろな評価はあると思うが劇場の大スクリーンで見ないと本当の良さは分からないというのは確かだと思う。
[追記]
・前作を見ていない人にとっては「青い人」と「人間」の関係がわかりにくいだろうなとは思った。もうちょっとその辺(原住民であるナヴィ、ナヴィに見方するアバター(とそれを操作する人間がいること)、ナヴィやアバターを制圧しようとする人間が作ったリコンという3種類の青い人がいるということ)を冒頭に説明したほうがいいのではと思った。
・前作から15年経っているという設定だが、その間ずっとアバターのジェイク・サリーは人間のジェイク・サリーが操作しているのか、その辺の描写が欲しかった。
・パンフレットという名の百科事典は美麗で読み応え抜群!