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<ネタバレ>あくまで自称ですが、Queenファンの自分としては、彼らのストーリーは一応一通り知ってはいましたが、ここまで細かく再現された映像が見れる事は本当に感激しました。
私がこの映画で号泣に近い涙を流したシーンは2つ。
1つ目は、やはり「LIVE AID」。
実際のLIVE AIDの映像を観たことがある方なら分かると思いますが、半端ではない再現がされています。
フレディ入場後、ピアノ前の椅子へ着座するシーン、ピアノ上のカップの配置、そしてもちろんパフォーマンスの細部に至るまで、よくぞここまで徹底した仕事をしたもんだと驚きに近い感動を覚えました。字際のライブでのフレディは、まるで無邪気な子供の様に、歌う事を心から楽しんでいる様でしたが、映画でもその躍動感を感じる事が出来ました。
聞いたところによると、このシーン、映画では4曲披露でしたが、実際は6曲フルで撮影したそうで、後に何らかの形で見れる可能性もあるらしいです。
そして2つ目は、エンドロールの2曲目「The Show Must Go On」。
曲が流れて来た瞬間、思わす「ああ・・ここでか・・・・・」と無意識に声を漏らしてしまいました。
ご存知の通り、フレディにとってのQueenラストアルバムに収録されている曲。
この頃のフレディーは既に体力もかなり衰えいたそうですが、この曲の歌詞の通り、魂を捧げて素晴らしい歌唱を披露しています。正にこの映画のラストに相応しい。
このシーンの涙は感動の涙ではなく、悲しみの涙でした。
この時代に改めて、こんな素晴らしい映像を見せてくれた映画製作陣、俳優、そしてQueenに心から感謝したい。[良:1票]