<ネタバレ> 実話に基づく衝撃的なサスペンス。
オープニングから度肝 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 実話に基づく衝撃的なサスペンス。
オープニングから度肝をぬかれます。まさかこんなことが本当にあったとは・・・。
大使館はその国の領土ではなく、そこはアメリカの領土なんだから、こんな簡単に侵入していいものかと驚きました。
当時の情勢とか国際ルールとかよくわからない。でもアメリカは自分の領土を不当に占拠されたわけですから、なぜ強気に出られなかったのかがよくわかりませんでした。人質を取られていたから強気に出られなかったのかな・・。
映画はかなり真面目な内容になっています。
そのぶん、娯楽性が犠牲になっていることは否めません。
なにしろ、見所がオープニングとラストの国外脱出シーンしかありません。
もちろん、ラストの国外脱出に向けての準備が着々とされるわけですから、それはそれで緊迫感があります。が、しかし、なにしろ長い。
救出に来てもらっといて、文句ばかり言う大使館職員にも好感が持てない。
それに6人は救出されたかもしんないけど、残りの大多数の職員が解放されたのは444日後だそうで・・・。史実なんだから仕方ないんでしょうけど、まだ人質が大勢残っている状況で、めでたしめでたしみたいなテレビ中継がされていたのに対し、それはどうなん?って思ってしまいました。
ただ、こういった事件を知ることができたという意味では見る価値があったかと。
もちろん映画的な盛りあがりで言えば、オープニングとラストの脱出シーンは見る価値アリかと。