<ネタバレ> いつの時代のどの国のお話なんだろー?
って感じではじま .. >(続きを読む)
<ネタバレ> いつの時代のどの国のお話なんだろー?
って感じではじまるおとぎ話。
おとぎ話というにはちょっと生々しくて、ちょっとグロくて、ちょっとサスペンス。
この妙な緊張感はなんなんでしょ。
なぜか捕獲された半魚人。
なぜかその半魚人を痛めつける人。いったいなんの目的があって痛めつけるのかは不明。詳しい説明はほとんどなく、一方的に映像という情報を与え、『そーゆー状況』というのをただただ受け入れないといけません。
でも面白い。なんか面白い。
なんでこの人がヒロイン?っていういまさんな人が主演なんだけど面白い。
言っちゃあなんだけど、不美人。カラダはキレイ。でも不美人。
この人のヌードやラブシーンがわんさか出てくる。
個人的にはそんなシーンよりも、卵や手話を使った心の交流みたいなものをもっと描いてほしかった気がします。
登場人物個性強し。『この人だれ?』みたいなことはまずないです。
そして誰が欠けてもこの物語は成立しない。みんな良いキャラしています。
まあちょっと博士の最期だけ悲惨すぎて、そこだけどーにかならなかったものかとは思ってしまいます。
隣人も、片思いの相手に冷たくされ仕事がうまくいかないから主人公のお手伝いをしただけ。なんか、そこは最初からヒロインのために動いてほしかった次第です。
純粋なラブストーリーとは言い難いけれど、妙な魅力のある作品。
それにしても指は痛そうだったなぁ…。