<ネタバレ> ■「彼女の思い出」⇒
最初の10分、ミステリー要素の強 .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ> ■「彼女の思い出」⇒
最初の10分、ミステリー要素の強い導入がかなり良い感じでした。ホラーなのかサスペンスなのか、今からいったい何が起きるのかも分からない状態でストーリーにほうりこまれ、なかなかの緊張感を楽しませてもらえました。ただ終盤はいまいち。よくまとまっていない内容を、曖昧な演出でごまかして、結局どう決着が着いたのかわからないまま終わってしまったのが少し残念。
■「最臭兵器」⇒
こちらもやはり導入から最初の10分くらいがピークの映画かなと・・・いや、もちろん自衛隊の大部隊の一斉攻撃は迫力ありましたし、映像の美しさなんか言うまでもないほど素晴らしい出来なんですけど、やはりずーと追いかけっこの一本調子では若干間延びしてしまいまして・・・ですがわかりやすく、誰が見ても楽しめるストーリーはきっとこれです。
■「大砲の町」⇒
雰囲気は一番好き。とくに日常生活の中に大砲が完全に根付いていて、なんとも言いようのない雰囲気を作り出しています。
「僕はお父さんのような装填手ではなくて、狙撃手になるんだ。」
子供がプロ野球選手に憧れるように、「狙撃手」という職業に憧れる世界。この世界観、素晴らしいです。
とは言え、一番万人受けはしづらい作品かなとも思います。[良:1票]