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<ネタバレ> 古き良き時代のラブコメ。といっても2003年ですが。いや、17年前か・・・。当時見たときは新しく感じたものですが、今見るとなんとなくファッションとかヘアスタイルとかやや時代を感じるかも。
個人的にはケイト・ハドソンが一番かわいかった頃の作品。ファンにはたまらない作品でしょう。
この作品はキャストがまず魅力的。脇を固める面々も良い。それぞれの友人が良い味出しているんですよね。メインの味ではないですが、隠し味。複数の隠し味が絶妙にからみあって、終始飽きない味わいのコメディ作品が出来上がっています。
また、脚本が良い気がします。『絶対別れられない男』と『別れを切り出すように仕向ける女』。アンディのほうから別れを切り出すのは、おそらく雑誌の主旨と反するためできない、という隠れルールが絶妙。あの手この手で嫌な女を演じるアンディに、ひたすら我慢するベンの様子がただただおかしい。
ドタバタコメディより、こーゆーストーリーがしっかりしているコメディのほうが好みです。
『勝手に部屋の模様替え』『お肉食べられない』『プリンセス・ソフィア』『セリーヌ・ディオン』『ポーカー』など笑いのセンスはかなり良い。下品すぎないところも高評価です。[良:1票]