2.《ネタバレ》 若かりし頃、フィールヤング連載中から毎月と~~っても楽しみにして
読んでいました。岡崎先生の事故の影響でコミックが出るのがとても
遅かったので手に入れたときは嬉しかったと同時に切なくなった。岡崎
せんせいのまんががまた読めるのを一生待ってます(涙)
決して明るいお話ではなく、全てがまさに「へルタースケルター」の題名
通り、お先まっくらな未来に猛スピードで滑り降りていくお話ではあるのですが、
なぜか、雑誌連載中も一話一話、読み終わった後に元気が出ました。
それは主人公リリコ(全身整形のファッションモデル)のセリフ全てにやけに共感
できるとともに、リリコのたくましさ・突き抜けた感覚にはどこか憧れずにはいられないからでしょう。いや、あんな風にはなりたくない、でもリリコは結局、全ての
女の子の化身でもあるのです。この漫画を読むと、マドンナの「What It Feels Like For A Girl」が聞きたくなりますね。要するにそういう事なのです(?)