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プロフィール
コメント数 24
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

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1.  バガボンド
井上雄彦の水墨画調の作画と精神世界は宮本武蔵の範疇を超えて独自の世界を作り上げている。ただ、この手の哲学ものにはありがちなのだが、やや語るに落ちすぎてストーリーを見失いがちなところがある。小次郎編以降はその傾向が顕著で原作付きだけにこの展開の遅さは雰囲気以前の問題だろう。井上雄彦は青年誌に移ってからは娯楽要素を捨てたようにも思える(娯楽に徹するのはドラマを描く以上に難しい)。ただその分、『ベルセルク』と違って続きの気になる作品ではないのが待たされる側としては救いともいえる。
7点(2008-05-21 21:24:49)
2.  HUNTER×HUNTER
これが載っていなきゃジャンプは読まなかった。もはやこれは「天才だから描ける」というより「天才にしか描けない」漫画だと思う。『DEATH NOTE』が「天才対決」ならこちらは「天才たちの世界」とでも言ったところ。どう考えても勝てないような敵相手に気迫だけで打ち勝つ、というバトル漫画が多い中、実力の及ばない相手には策を練って勝利するという納得のいくスタンスが出来上がっている。また、これまでは「修行をきちんと描いているバトル漫画」といえば『ドラゴンボール』だったが、これからは『HUNTER×HUNTER』で決まりだろうと思えるぐらい修行を説得力があり、充実したエピソードとして描いている。さらに、ストーリーの巧妙さに次いで魅力なのは冨樫のキャラの引き出しの広さ。キメラアント編に入っても魅力的なキャラクターが続々登場するし、実際モラウはシリーズ全体で一番のお気に入りのキャラ。G・I編やキメラアント編は一見テーマからかけ離れてるように思わせるが、ゴンとキルアの成長と言う意味ではいずれも重要な役割を果たしている。また、キャラの扱いが酷いという意見も散見されるが、『ワンピース』が悪役に至るまで無意味に不死身を誇るのと比べれば緊張感を高める意味でも十分認められる演出だと思う(実際、仲間の誰が死ぬかわからない)。度重なる休載に作者のモチベーション不足が問われる作品でもあるが、これだけ巧妙な漫画でありながら高いクオリティを維持していられるからこそ読者がついていけるのだと思う(作画もコミックスでは修正されているし)。  追記:アニメも見てみたが、アクションシーンにおけるセリフの処理がなんともお粗末だった。冨樫の文章の構成とセンスは漫画として十分完成されたものであることを再確認させられた。
10点(2008-01-10 18:52:08)
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