みんなのコミックレビュー Menu
マイカルシネマさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 24
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

表示切替メニュー
タイトル別 巻別
レビュー関連 レビュー表示レビュー表示
レビュー表示(評価分)レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示-
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示-
作者・関係者名言表示-
あらすじ・プロフィール表示-
統計関連 年代別レビュー統計-
好みチェック 作品新規登録 / 変更 要望表示-
人物新規登録 / 変更 要望表示-
(登録済)作品新規登録表示-
(登録済)人物新規登録表示-
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  うさぎドロップ 《ネタバレ》 
第1部ののほほんとした平坦な作風で描かれる微笑ましく時に現実的なストーリーがいいです。ただ、第2部は・・・正直微妙かな。学園生活の雰囲気が作風に合っていない感じがします。また、りんとコウキの恋愛も全く応援する気になれません。肉食系ヘタレキャラと化したコウキが完全に嫌いになりました。
7点(2009-06-01 03:14:06)
2.  AKIRA
日本の漫画に変革をもたらした作画の破壊力は当然評価できるが、逆にストーリーだけで評価したらあまり大したことは無い。特にキャラの深みの無さや最後の中二病全開な終わり方は「整合性はどうでもいいからとにかく画を見せるストーリーにしよう」的なコンセプトが透けて見えてやや興ざめしてしまう。この作画優先のストーリー構成は作者もいい加減直すか原作者を付けるべきだと思うのだが。
6点(2009-06-01 03:11:53)
3.  BLEACH
『幽☆遊☆白書』にもどこか似たような設定だが、とにかく演出があざとい。セリフやキャラの裏設定がわざとらしい上に心理描写はどこか表層的。おまけに全体に散りばめられるクドいギャグがことごとく緊張感を削いでいる。能力描写にはオリジナリティーがあり評価したいところだが、主要キャラの強さには疑問符が付きまとう。 追記:最近はあからさまな引き延ばし展開が目立つので減点します。対戦相手の割り当てとか隊長が雑魚1体倒しただけで1周使い切ってしまうのはいくらなんでも酷過ぎる。ピンチ→助っ人参上→役に立てずまたピンチ、の流れが常態化しているのにもウンザリ。
4点(2008-12-20 10:36:16)
4.  ソウルイーター
ティム・バートンを彷彿とさせる世界観は魅力的でギャグも面白いが、シリアスパートが凡庸すぎて見ていてかなり辛い。ドラマがどれも表層的なのでマカたちの成長にイマイチ説得力が無いし感情移入もしにくい。多分ジャンプで連載したらここまでヒットしなかったと思う。
5点(2008-10-19 08:33:47)
5.  GTO 《ネタバレ》 
結構好きな漫画です。特に神崎と鬼塚のデートから最終話にかけての展開がかなり好きです。でも他の方の感想見たら「後半が酷い」って意見が多くてビックリしました(まぁ確かに余計なキャラやエピソードも多かったとは思いますが)。色々書きたいことはあるのですが、自分のあまりのマイナーぶりがショックでこれが精一杯です。
7点(2008-09-20 22:57:06)
6.  ダブルアーツ
ゼズゥとかファランとかキングダムハーツのXIII機関に似てるなぁと思いましたが、新人作家のためかとにかくバトル描写が下手。画力の問題だけでなくガゼルがゼズゥを除いてみんな雑魚ばかりという強さの描写に幻滅させられます。おかげで強敵揃いのXIII機関とはもう比べたくありません。と思ったら連載終了。終わり方があんまりだったんで減点させていただきます(打ち切りとはいえエヴァンゲリオン的最終回は酷い)。
3点(2008-09-13 14:28:29)
7.  Dr.スランプ
世界観にどれだけ魅力を感じるかで評価は分かれるでしょう。自分はそこまで面白いとは思いませんでした。
6点(2008-09-02 00:09:50)
8.  名探偵コナン
正直、いつまで続けるんだって感じです。ジャンプの打ち切りには批判が多いですが、サンデーの大御所至上主義ももっと批判されてしかるべきでしょう。内容に関しては低年齢層向けのトリッキーな事件が多いですが、その分突っ込みどころも多いです。なにしろ第一話からいきなり実現不可能なトリックを披露しましたからね。そもそも、黒の組織の話も全て纏め切れるのかかなり怪しいです。
4点(2008-08-07 20:03:24)
9.  ぬらりひょんの孫
超人的な力を持つ主人公が妖怪を次々倒していく、というコンセプトでは他に『幽遊白書』の名前が挙がりますが、本作はかなり物足りない印象です。主な不満は「バトルに駆け引きが存在せず非常にあっさり決着がついてしまう」、「個々のエピソードの掘り下げが浅くありきたりな印象すら受ける」ことですね。比較の対象が悪すぎる気はしますが、ドラマで差別化を図らない限り単なる凡作で終わってしまう可能性もあります。『ダブルアーツ』しかり今の新人作家を見るとつくづく2000年代になってから漫画のバトル描写は衰退したと感じます。特に花開院ゆらのような「特殊能力を持っている」というだけのキャラクターが勝つ様を見せられても全く面白くありません。せめて『うしおととら』のように尻上がりに面白くなっていくか、ファンタジーorドラマ路線で面白くなることを期待しましょう。
5点(2008-07-27 00:39:20)
10.  サザエさん
掲載が長期に渡ったということで初期・中期・後期で絵柄が変化しています。アニメじゃ完全に時代錯誤な作風を貫いていますが、原作後期は作者自身が作品に愛想を尽かしていたためかむしろバンバン時事ネタを出していました。一般には中期の評価が一番高いようですが、個人的には作者の毒気が出ている後期が一番好きです。波平を手玉に取ったり、時には家族を冷めた態度で見るカツオのキャラがいいです。
7点(2008-06-27 23:31:39)
11.  ベルセルク
現代のエピソードを話もそこそこにぶった切って12巻にも及ぶ過去編に突入するなど構成にはやや行き当たりばったりな感じもありましたが、荘厳な世界観を作り出すのが非常に上手いですね。特に高尚さを通り越して人間味がまるで感じられないグリフィスと冷徹でありながら人間臭い側面を持つガッツの対比が絶妙で2人の対立を軸としてみると非常に面白い作品でした。ただ、ガッツが復讐よりもキャスカの保護を優先してからが問題でストーリーのイニシアチブを完全にグリフィスに奪われる形となってしまったのが残念。明快な目的意識を失ったガッツ一行に見せ場を作ろうとして魔法の概念を登場させてしまったばかりに話が散漫となり収集も付かなくなりかけている印象です。『HUNTER×HUNTER』のクラピカ同様、復讐を断念した時点でガッツの出番を削りグリフィス主導のストーリーにすればここまでグダグダにはならなかったでしょう。
8点(2008-05-29 17:47:20)
12.  銀魂
ギャグパートはそれなりに笑えるのだけど、どうも作者には人情話で読者を感動させられるだけの力量がないように感じる。話がシリアスになると途端に歯切れが悪くなり勢いを削いでしまうという流れはコメディものにはよくある話だが、連載作である本作でその展開が常態化してしまっているのはどうにかしてほしい。アニメではシリアスパートでしっかり感動できるように仕上がっているのも作者の力量不足を示しており、完全な皮肉だろう。
5点(2008-05-22 16:41:07)
13.  バガボンド
井上雄彦の水墨画調の作画と精神世界は宮本武蔵の範疇を超えて独自の世界を作り上げている。ただ、この手の哲学ものにはありがちなのだが、やや語るに落ちすぎてストーリーを見失いがちなところがある。小次郎編以降はその傾向が顕著で原作付きだけにこの展開の遅さは雰囲気以前の問題だろう。井上雄彦は青年誌に移ってからは娯楽要素を捨てたようにも思える(娯楽に徹するのはドラマを描く以上に難しい)。ただその分、『ベルセルク』と違って続きの気になる作品ではないのが待たされる側としては救いともいえる。
7点(2008-05-21 21:24:49)
14.  エルフェンリート 《ネタバレ》 
冨樫夫妻ご贔屓の漫画です。この手のセカイ系の作品は『最終兵器彼女』(以下サイカノ)以来あまり気に入った作品が無かったんですが、本作は2巻目からグッと引き込まれ最終巻まで読んでしまいました。様々な人物の思いが錯綜する展開や魅力的な女性キャラの描写も大きなポイントですが、人類そのものに恨みを抱きつつも他者への情愛を併せ持ったディクロニウスや非道な研究を行いながらも子への愛情を失わない研究者たちの2面性の描写が一番大きな魅力ですね。ただ、どうしても惜しいと思った点もいくつか。まず、準主役のコウタに魅力が無い。こういうただ優しいだけで芯の強さの感じられないキャラはどうも苦手です。おかげでユカとにゅうの間で揺れ動く姿や最終回にまったく共感できませんでした。2つ目は暴力描写の与える恐怖感が薄い。冒頭こそ萌えキャラがいきなり死んでビックリしたものですが、その後はご都合主義的展開も多く緊迫感に欠けます。サイカノや『HUNTER×HUNTER』は誰が死んでもおかしくないシビアな世界だからこそキャラの傷が痛々しい印象を与えていたのですが、本作は妙にキャラに甘く暴力描写もインフレ気味で重みがありません。 3つ目はルーシーとDNAを区別してしまったこと。人類を憎むルーシーがコウタによって変わっていく様子を描写できればもっと考えさせられたのですが、単純にDNAを別人格にしてしまったためにDNA=悪という安易な構図が出来てしまったのが非常に残念。研究者の2面性が描写できていただけにこれは勿体無いです。そして一番残念だったのはラストが単純なハッピーエンドだったこと。セカイ系の作品の宿命なのでしょうか。坂東の助かり方といい、双子の登場といいやや不自然な描写も交えてまで大団円にする必要は無かったと思います。サイカノがセカイ系として特別な作品なのはラストがハッピーエンドじゃなかったことです。本作はあえて登場人物よりなラストにしてしまったために「考えさせる作品」ではなく「エンタメ作品」止まりで終ってしまった印象です。とは言ってもエンタメ作品としては十分楽しめたのですけども。
8点(2008-04-25 04:23:25)
15.  さよなら絶望先生
一話完結もので単行本を購入しているのはこれと『ドラえもん』だけです。どのネタも本当に着眼点やまとめ方が斬新で作者の造詣の深さには驚かされます。また厄介者だらけのクラスなのに終始和気藹々とした雰囲気を失わないのも安心して読める所以ですね。個人的には修羅場の渦中にいるにもかかわらず、どの生徒ともくっつきそうにない望の立場が見ていて面白いです(くっついてもあの生徒たちじゃ・・・)。出席表にはまだ空欄が残っていますが、新キャラの登場はあるんでしょうか。
9点(2008-04-20 22:07:35)
16.  To LOVEる -とらぶる-
『BLACK CAT』の矢吹健太郎(ストーリー担当でないにしても)だけあって、諸所の設定に他作品からの引用がよく見受けられる(『レベルE』ネタとか)。仮にも一話完結物ではあるのだが、それぞれの内容にメリハリがなく盛り上がりに欠ける。ストーリー漫画として読んでも伏線が張られないためにどうもつまらない。
4点(2008-04-14 06:40:40)
17.  ONE PIECE
長所:ドラマパートはよく作りこまれている・大掛かりな伏線・キャラの個性が際立っている・テンションを保つのが上手い・作画は細部までしっかり描き込まれている 短所:バトル漫画としては水準以下の出来。『ドラゴンボール』ではイベントを起爆剤にした変身や修行をパワーアップの根拠にしていたが、本作ではそれにも該当するものもない・無意味にキャラを増やしすぎ。それぞれのキャラの見せ場を作ろうとして話を複雑にしてしまっている・緊迫感がまるで無い。キャラが死なない(致命傷を負ってもすぐ全快する)という設定にもかかわらず、キャラを痛めつけることで苦境を作り出そうとしている時点で全く話にならない・作画の構成がいい加減。ゴチャゴチャして何に注目していいか判らない(まるで素人) 自分にとっては欠点ばかり目に付いた作品です。とにかく、空島編以降は読んでいません。「HUNTER×HUNTER」の再開をきっかけに本誌掲載分はまた読み始めましたが・・・
4点(2008-03-29 14:48:56)
18.  NARUTO -ナルト-
第一部は王道的な少年漫画としてそれなりに面白いストーリーだった。しかし、他の連載陣同様、この作品も超長期連載には向かなかったとみえて最近は姑息な引き伸ばし展開やご都合主義がとにかく目立つ。なにより最大の問題点は主人公の当初の目的がストーリーに一向に絡んでこない点である。ただでさえ少年漫画は締めに失敗することが多いが、本作は結末への過程すら曖昧なことがさらにオチを作りにくくしている原因だろう。
5点(2008-03-23 07:37:30)
19.  HUNTER×HUNTER
これが載っていなきゃジャンプは読まなかった。もはやこれは「天才だから描ける」というより「天才にしか描けない」漫画だと思う。『DEATH NOTE』が「天才対決」ならこちらは「天才たちの世界」とでも言ったところ。どう考えても勝てないような敵相手に気迫だけで打ち勝つ、というバトル漫画が多い中、実力の及ばない相手には策を練って勝利するという納得のいくスタンスが出来上がっている。また、これまでは「修行をきちんと描いているバトル漫画」といえば『ドラゴンボール』だったが、これからは『HUNTER×HUNTER』で決まりだろうと思えるぐらい修行を説得力があり、充実したエピソードとして描いている。さらに、ストーリーの巧妙さに次いで魅力なのは冨樫のキャラの引き出しの広さ。キメラアント編に入っても魅力的なキャラクターが続々登場するし、実際モラウはシリーズ全体で一番のお気に入りのキャラ。G・I編やキメラアント編は一見テーマからかけ離れてるように思わせるが、ゴンとキルアの成長と言う意味ではいずれも重要な役割を果たしている。また、キャラの扱いが酷いという意見も散見されるが、『ワンピース』が悪役に至るまで無意味に不死身を誇るのと比べれば緊張感を高める意味でも十分認められる演出だと思う(実際、仲間の誰が死ぬかわからない)。度重なる休載に作者のモチベーション不足が問われる作品でもあるが、これだけ巧妙な漫画でありながら高いクオリティを維持していられるからこそ読者がついていけるのだと思う(作画もコミックスでは修正されているし)。  追記:アニメも見てみたが、アクションシーンにおけるセリフの処理がなんともお粗末だった。冨樫の文章の構成とセンスは漫画として十分完成されたものであることを再確認させられた。
10点(2008-01-10 18:52:08)
20.  最終兵器彼女 《ネタバレ》 
セカイ系の作品ではエヴァンゲリオンやハルヒなんかよりも断然この作品を推したい。 世界大戦によって自壊の道を突き進んでいく人類とそれに巻き込まれてゆく兵士やシュウジの友人たち。そんな彼らにちせの下した究極の選択があまりにも哀しすぎる。そして人類の原罪をたった一人で背負ったちせに与えられた唯一の希望もあまりにも儚いものだった・・・ 最終巻のちせの決断以降の展開にはとにかく泣けました。ちせとシュウジほど「普通の生活を送って欲しかった」カップルはいません。 本作の影響を受けたという『まほろまてぃっく』は希望を前面に押し出しすぎたラストでイマイチでした。余談ですが、アケミの影響を受けたキャラが後の漫画にささやかながら登場していますね。
9点(2008-01-10 18:48:04)
000.00%
100.00%
200.00%
314.17%
4416.67%
5416.67%
6312.50%
7520.83%
828.33%
9416.67%
1014.17%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS