21. To LOVEる -とらぶる-
『BLACK CAT』の矢吹健太郎(ストーリー担当でないにしても)だけあって、諸所の設定に他作品からの引用がよく見受けられる(『レベルE』ネタとか)。仮にも一話完結物ではあるのだが、それぞれの内容にメリハリがなく盛り上がりに欠ける。ストーリー漫画として読んでも伏線が張られないためにどうもつまらない。 4点(2008-04-13 15:53:05) |
22. BLEACH
『幽☆遊☆白書』にもどこか似たような設定だが、とにかく演出があざとい。セリフやキャラの裏設定がわざとらしい上に心理描写はどこか表層的。おまけに全体に散りばめられるクドいギャグがことごとく緊張感を削いでいる。能力描写にはオリジナリティーがあり評価したいところだが、主要キャラの強さには疑問符が付きまとう。 追記:最近はあからさまな引き延ばし展開が目立つので減点します。対戦相手の割り当てとか隊長が雑魚1体倒しただけで1周使い切ってしまうのはいくらなんでも酷過ぎる。ピンチ→助っ人参上→役に立てずまたピンチ、の流れが常態化しているのにもウンザリ。 4点(2008-01-04 20:02:11) |
23. ONE PIECE
長所:ドラマパートはよく作りこまれている・大掛かりな伏線・キャラの個性が際立っている・テンションを保つのが上手い・作画は細部までしっかり描き込まれている 短所:バトル漫画としては水準以下の出来。『ドラゴンボール』ではイベントを起爆剤にした変身や修行をパワーアップの根拠にしていたが、本作ではそれにも該当するものもない・無意味にキャラを増やしすぎ。それぞれのキャラの見せ場を作ろうとして話を複雑にしてしまっている・緊迫感がまるで無い。キャラが死なない(致命傷を負ってもすぐ全快する)という設定にもかかわらず、キャラを痛めつけることで苦境を作り出そうとしている時点で全く話にならない・作画の構成がいい加減。ゴチャゴチャして何に注目していいか判らない(まるで素人) 自分にとっては欠点ばかり目に付いた作品です。とにかく、空島編以降は読んでいません。「HUNTER×HUNTER」の再開をきっかけに本誌掲載分はまた読み始めましたが・・・ 4点(2008-01-04 19:54:35) |
24. ダブルアーツ
ゼズゥとかファランとかキングダムハーツのXIII機関に似てるなぁと思いましたが、新人作家のためかとにかくバトル描写が下手。画力の問題だけでなくガゼルがゼズゥを除いてみんな雑魚ばかりという強さの描写に幻滅させられます。おかげで強敵揃いのXIII機関とはもう比べたくありません。と思ったら連載終了。終わり方があんまりだったんで減点させていただきます(打ち切りとはいえエヴァンゲリオン的最終回は酷い)。 3点(2008-06-24 13:12:03) |