1. ブラック・ジャック
あまりにも素晴らしいです。この作品の評価がいついかなる時代においても揺るがないことを願います。 10点(2008-02-28 18:18:58) |
2. 残酷な神が支配する
今までは耽美的というか詩的な美しさが素晴らしいと思っていたけど こういう葛藤する主人公の内面描写も長けていると 本当に完璧な漫画家だと思わされる。 萩尾さんが昔はやっていた時代の作品をいれても この漫画は自分の好きな萩尾さんの漫画で三つに数えられる。 10点(2007-10-31 18:29:54) |
3. ポーの一族
美しい絵に美しいストーリー、自分の見た漫画の中で完璧だと思える作品の一つ。 人間の命の儚さ、時間の流れという切なさ、永遠というものの膨大さ。 全てがバランスよく存在し完成されている。 最近の少女漫画には無い文学的な魅力や芸術性のある美しさがある。満点。 10点(2007-10-28 11:38:50) |
4. トーマの心臓
日本の漫画界を代表する一人といっても過言ではない萩尾望都の作品。 その中でも大好きな作品の一つ。繊細な心理描写や芸術的な絵。 透明で美しい、天国のような世界で描かれる愛を見つめた作品は 見終わった後の余韻はまるで神の視点から彼らを見ていたかの様に 深く心に刻まれる。 10点(2007-10-21 13:38:18) |
5. CLAYMORE(クレイモア)
エンジェル伝説の頃からは考えもしなかった笑い一切無しの ファンタジーもの。しかもかなり硬派な剣での戦いを描いたもので 世界も中世ヨーロッパを彷彿とさせるような町並み。 鎧と剣が似合います。 この漫画の良いところはシンプルながら妖魔と人間との謎に包まれた関係があり ただの復讐劇という意外でもまだストーリーとして期待できる何かがあるのと 八木さんの美麗な絵。 戦うキャラクターが全て女性でありそのせいで書き分けが難しくなっているんだけど とても綺麗な戦う女性たちは本当に素敵だ。 9点(2007-12-09 08:52:51) |
6. ドロヘドロ
個性の強い異世界ファンタジーなんだけど本当に面白い世界観。 異世界なのに現代と共通する何かがある。 なのにどこか懐かしいようなノスタルジックな風景もあったり 本当に"異世界"という言葉がふさわしい。 魔法と言うシステムが一つの大きな柱になってるんだけど そのほかのエピソードもとてもユニークで素敵。 ずっと暗そうな作品の雰囲気も混沌と言う言葉にあっていて好き。 本の装丁もカッコいいし大好きな作品の一つ。 9点(2007-12-09 08:46:27) |
7. SLAM DUNK
これをリアルタイムで見ていた自分は、青春時代を一緒に過ごしたって言うよりも、 むしろこの漫画こそ青春の一部だったように思われる。 それだけ彼らのバスケットに対する真っ直ぐで純粋な想いが熱く伝わってきた。 毎週ジャンプを楽しみにしていた人たちはどれだけ幸せだったんだろうと、そう思う。 スポーツ漫画の名作。これ以降に出てきたバスケット漫画で面白いと思ったものは無い。 この作品の存在があまりに大きすぎて。 9点(2007-10-21 13:51:52) |
8. おおきく振りかぶって
スポーツ系漫画はこうでなくちゃ、と言う自分の中での模範的な作品。 自分は野球はやった事が無いしルールもよく分からないんだけど それをカバーできる迫力や内面の描写やキャラクターたちの魅力など。 興味の無いことでも面白いと思わせるっていうのがやはり漫画じゃないかな。 スラムダンクにしてもシュートなんかにしても。 8点(2007-12-09 08:55:40) |
9. HUNTER×HUNTER
作者が不真面目だろうと絵が雑だろうと面白いものは面白い。本当に面白いから困る。 この漫画の良いところは戦力のインフレが起きないところ。 時にはゲーム形式で実力が伸びたり時には壁にぶち当たったり。 初期の頃に強すぎた敵はやっぱり今でも強いしそういうところに リアルな面白さがあって良い。 少し不満があるとすればこの漫画でいう強さは才能に依存しすぎているところ。 結局才能か、と思わざるを得ない。 8点(2007-10-28 11:33:27) |
10. ヒカルの碁
描写がとても良い。名作というまでのものは無くても 本当に良作。ヒカルが小さい頃から、高校生になるまでの成長する様はうまい。 ドラゴンボールやNARUTOのような戦闘漫画だと戦闘力の矛盾というか 漫画が続けば続くほどに戦闘力が上がっていき戦闘力にあまり価値が無くなってしまう 現象があるけどこういう漫画の場合そんなことがなく純粋に強くなっていくヒカルが 面白くてしょうがない。ネットや他国など舞台も色々あり飽きずに見れる。 8点(2007-10-28 11:30:25) |
11. 動物のお医者さん
この漫画が流行した頃に北大の獣医学科の倍率が跳ね上がったという 話もあるけど、漫画を読んでみると分かるとおりとても魅力がある。 もちろん漫画にも大学にも。 みんな面白おかしく生活していてこんなの読んだらこの漫画の舞台となった場所で 勉強したいと思うだろうなぁ。 だけどもちろんそれは作者のテクニック。 ところどころで「ぷっ」と笑ってしまうような、そして終始ニヤニヤ笑ってしまうような雰囲気は 瞬間的に爆笑する作品よりもずっと長く楽しく読める。 作者はどれだけ勉強していたんだろう。細かく書かれた獣医学の知識も魅力の一つ。 そして個性溢れる登場人物も。 8点(2007-10-21 13:46:18) |
12. のだめカンタービレ
安定して「あ、良い作品だな。」と思えるとても好きな作品。 本棚に入っていると落ち着く。忘れた頃に最初から読んでみたくなるような作品。 登場人物のイヤミの無い感じや線の緩やかさ、全て好き。 8点(2007-10-21 13:25:28) |